地方の声の響く政治@


2018/08/31

山口 笠間市長・大塚 桜川市長・茨城県石材業協同組合連合会の皆さまと

笠間市、桜川市は全国有数の石材産地で、ここで採掘される良質の御影石は、最高裁判所や国会議事堂、迎賓館赤坂離宮、日本橋など多くの国を代表する施設に使われており、これらを担った石材産業はかつて地域経済の中心となる豊かな産業でした。

しかし、近年は御影石の需要が減少していることや、安価な外国産の石材に市場を奪われていることなどから、石材産業を取巻く環境がたいへん厳しくなっています。そのために、石材業を営む事業者が激減し、地域経済にも深刻な影響を及ぼしています。

そのようななかで、茨城県産石材の利用を促進するためには、先ず積極的なPRが必要と考え、その第一弾として本日の要望活動が行われた訳です。
山口伸樹 笠間市長、大塚秀樹 桜川市長、茨城県石材業協同組合連合会の皆さとともに、日本建築士事務所協会連合会、国土交通省、経済産業省、文部科学省及び法務省を訪問して要望活動を行いました。

笠間市、桜川市では希少価値の高い高級銘石である羽黒青糠目石、石燈籠が国指定の伝統的工芸品に指定されている真壁石、際立った白さが特徴で埋蔵量豊富な稲田石など、それぞれに特徴のある優れた石材が採掘されています。

これまで数々の重要施設に使用された実績とともに、価値ある建築物を後世に残すためにも有効であると、積極的な利用を訴えてきました。
石材産業の振興は地域の経済の活性化につながるものであることから、今回の要望活動を皮切りに、継続して茨城県産石材の利用促進を図ります。

(一社)日本建築士事務所協会連合会


国土交通省 榊 真一道路局 次長

国土交通省 麦島 健志 国土政策局長

経済産業省 大串 正樹 大臣政務官


文部科学省

法務省