聴覚障害者協会の皆様に同行し、石破茂先生と面会しました。
現在、全日本ろうあ連盟では、手話を言語として普及させるために手話言語法・手話言語条例の制定を促す活動をしています。この活動により、手話言語条例等の意義と必要性が徐々にではありますが、周知されるようになり、2017年1月の時点では、9県56市8町の73自治体で手話言語条例が定められています。その他の多くの自治体でも条例制定の準備が進められているようです。
国レベルでは、改正障害者基本法などの国内法の整備は進んでいますが、手話言語法の制定には至っていません。自民党では、石破先生を会長とするユニバーサル社会推進連盟を立ち上げ、議員立法制定に向けた検討がされています。
まず、手話が言語と言えるのかということを明確にする必要があります。次に、手話の普及、相談拠点の支援、雇用環境の整備などの課題をクリアーすることによって、より聴覚障害者 に対する理解の深い社会が実現するものと思います。
石破先生に日頃のご支援に対する感謝と、今後の手話言語法制定の推進をお願いして、確かな手応えを感じました。