参議院内閣委員会において、国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案に関する質疑の中で、山田太郎委員からの質問にお答えしました。
本法律案には、観光客を含めた外国人の受入れのため、民間と連携した出入国手続等の迅速化やクールジャパン外国人材の受入促進に必要な措置をとることが盛り込まれていることから、法務省における今後の取組について説明しました。
民間と連携した出入国手続等の迅速化については、バイオカートを導入し、民間の力を活用しつつ指紋及び顔写真といった個人識別情報を審査待ち時間を利用して取得することで、審査時間の短縮を目指すこととしています。また、クールジャパン外国人材の受入促進については、クールジャパンに関わる分野の外国人材の就労に関し、在留資格に関するガイドラインを作成し、どのような場合に就労が可能なのかをわかりやすく例示し、運用の明確化や透明性の向上を図ることとしています。