地方の声の響く政治@


2016/01/15

参議院予算委員会

参議院予算委員会において岡田広先生が質問に立ち、全閣僚が出席しNHKのテレビが入っているなかで、特別に配慮により私にも質問をしていただきました。
地元の矯正施設である水戸刑務所と更生保護施設である有光苑を視察され、再犯者が増加していることに着目して、法務大臣政務官たる私に対して、再犯防止策について質問されました。再犯防止は現下の大きな問題であることから、取り上げていただき本当に良かったと思っています。

再犯者の割合は上昇を続けており、平成26年の検挙人員中の再犯者が47%、刑務所における再入者の割合に至っては約6割を占めるまでになっています。
まさに、犯罪や非行の繰り返しを防ぐ再犯防止が,安全・安心な社会を構築する上で重要な意味を持っています。

再犯を防止するためには、「居場所」の確保とともに,「仕事」の確保が重要です。
この点、法務省においては刑務所出所後の就労に役立つよう,社会のニーズに合い,かつ,本人の特性に合う職業訓練や指導・支援を強化したり、刑務所出所者等を雇用していただいた協力雇用主に対して、就労奨励金を支給するなどして、協力雇用主の確保につとめています。

政府が標榜している「世界一安全な国・日本」の実現と、新たな被害者を生まないために,「犯罪に戻らない・戻さない」という決意の下,積極的に再犯防止を推進します。