地方の声の響く政治@


2019/06/25

国道355号笠間バイパス開通式

笠間市手越から石井地内を結ぶ5.2kmのバイパス事業の、最後の1.34kmが完成して全線が開通した。
平成2年に事業化したので、実に平成の時代をフルに使った、遠大な事業が完成したということになる。この間の、国・県・市の関係者の粘り強い努力、地権者の皆さまのご協力に敬意を表したい。
タイミングも、いきいき茨城ゆめ国体・ゆめ大会の直前で、笠間市はクレー射撃や野球、ゴルフなどの開催地になっており、それに対応する絶妙な時期である。
笠間市は陶芸や、石材業などの歴史的産業、日本一の栗をはじめとする豊かな農産物、笠間稲荷など観光資源にも恵まれている。これらを活用した、笠間の陶炎祭りや、つつじ祭り、菊祭りなど数々のイベントが開催され、地方創生の見本のような地域である。
これらのイベントに多くの人々が訪れることは喜ばしいことではあるが、一方では市街地が渋滞するという問題も生じており、笠間バイパスの完成はそれを緩和するものとして、大きな効果が期待される。