地方の声の響く政治@


2016/11/18

那珂川沿岸農業利水事業の推進の要望

那珂川沿岸地域では、コシヒカリや全国生産量の8割を占める「ほしいも」から、ネギやハクサイ、施設を活用したイチゴ、トマトなどが生産され、首都圏の台所への供給地となっています。

一方で、この地域は年間降水量が少なく、水源を小河川、ため池、地下水に依存しているところも多く、慢性的な水不足に悩まされ、不安定な営農を余儀なくされています。加えて、既存の農業利水施設も老朽化が進んでいます。

このような状況から、農業生産性の向上、農業経営の安定化を図るために、那珂川沿岸地域の8市町村に跨る8,617haを対象受益地として、「国営那珂川沿岸農業利水事業」が実施されています。

この事業をさらに力強く推進するよう、農林水産省、財務省に対して、国営事業の予算確保、関連事業の予算確保、施設管理の円滑化対策について、本間源基会長、高橋靖副会長、各土地改良区の理事長さんとともに要望活動を行ってまいりました。




財務省 茶谷主計局次長に予算確保の要望をしました。茶谷次長は額賀福志郎先生が財務大臣のときの秘書官であったということで、茨城の事情に精通しておりました。首都圏における農産物の供給基地としての茨城の重要性を理解してくれるでしょう。