タクシー・ハイヤー議員連盟総会がありました。
過日、規制改革会議が発表した「多様な移動ニーズに応える新たなタクシーサービスについての意見」及び本会議で審議中の「生産性向上特別措置法案」について説明があり、その後、参加議員による議論が行われました。
一般的に、規制緩和により健全な市場競争を促し雇用増加、サービス向上につなげようとするものです。しかし、規制緩和が行き過ぎると、過当競争によりサービスの低下や、当該業界の存立を危うくします。
特に、タクシー等の運輸業務のサービスの質の低下は、安全な運行に関わるものであり、これが劣後するような競争になっては困ります。
特に、タクシー等の運輸業務のサービスの質の低下は、安全な運行に関わるものであり、これが劣後するような競争になっては困ります。
現在、規制緩和の旗印の下、一般のドライバーが自家用車を使用して有料で客を送迎する、ライドシェア(相乗り)の解禁が検討されています。
しかし、運輸業務への一般ドライバーの安易な参入は、取り返しのつかない交通事故が発生する危険があり、サンドボックスでの試験的運用でさえ、その是非には極めて慎重な検討が必要です。
しかし、運輸業務への一般ドライバーの安易な参入は、取り返しのつかない交通事故が発生する危険があり、サンドボックスでの試験的運用でさえ、その是非には極めて慎重な検討が必要です。
今、タクシー業界は業界全体でドライバーの待遇改善や、安全性の高い新型車両の導入、初乗り距離短縮運賃導入などの、安全性の確保、サービス向上への様々な取組みをしており、このような自助努力を阻害することのないようにしなければなりません。