2016/03/30

明日の日本を支える観光ビジョン

○明日の日本を支える観光ビジョン
・3月30日、官邸において、第2回明日の日本を支える観光ビジョン構想会議が開催され、法務省からは法務大臣が出席し、「明日の日本を支える観光ビジョン」について議論がなされました。
・安倍内閣の発足から3年。政府は、戦略的なビザ緩和、免税制度の拡充、出入国管理体制の充実、航空ネットワークの拡大など、大胆な改革に取り組み続けてきました。その結果、訪日外国人旅行者数は、2倍増の約2000万人(2012年:836万人→2015年:1974万人)となりました。本会議で決定された「明日の日本を支える観光ビジョン」においては、新たな目標として、訪日外国人旅行者数を、2020年までに4000万人、2030年までに6000万人とすることを掲げています(従来目標は、2020年までに2000万人、2030年までに3000万人)。
・また、「明日の日本を支える観光ビジョン」には、法務省関係施策として、入国審査待ち時間を活用したバイオカート導入による個人識別情報の事前取得、世界最高水準の顔認証技術を活用した日本人の出帰国手続の自動化等を盛り込んでいます。

・法務省としましては、最先端技術を活用した革新的な出入国審査を実現することで、円滑な入国審査と厳格な水際対策を高度な次元で両立させ、一層の観光立国の推進に寄与してまいりたいと考えています。